保育士 の違い!公立保育士と私立保育士!

保育士 について書きます。
「 保育士」と聞くと、どんなイメージでしょうか?
最近メディアでも取り上げられたりしているので「給料が安い」とかですかね。
しかし、同じ保育士でも普通のサラリーマンの年収と同じくらいもらう保育士さんもいれば、
月に10数万の保育士さんもいます。
その差はなんでしょうか?
目次
公立 保育士と私立保育士
保育士には公立保育士と私立保育士に分類されます。
しかし、給料面では信じられないくらいの差があります。
平成27年に作成された厚生労働省の「保育士等に関する関係資料」によりますと、
保育士の平均給料が21万6000円、平均年齢が34.8歳となっています。
では、公立保育士と私立保育士をそれぞれ見ていきたいと思います。
公立 保育士
公立保育士とは公立保育園で働く保育士です。
こちらは地方公務員となります。
公務員ですから給料も安定していますので大変人気もあり、合格率は2割ほどです。
しかも、年齢制限もあるため何回でも受けれるというものでもありません。
そんな公立保育士の給料ですが、総務省の「平成28年地方公務員給与実態」によると、公立保育士は福祉職に該当しますので、
月の平均給料は31万8,328円、平均年齢が42.3歳となっており、給料も平均を大幅に上まっていますし平均年齢も高めです。
そして、離職率が低いということですね。
私立 保育士
さて、昨今メデイアで注目を浴びたりするのが、こちらの私立保育士です。
上に書いた保育士の平均給料と平均年齢。
こちらが私立保育士の数字となります。
いかがですか?
公立保育士と私立保育士とでは、こんなに差があります。
そして、私立保育士の離職率も高いのも現実です。
じゃぁ、私立保育士じゃなくて公立保育士になればいいじゃん。って思ってしまいますが、公立保育士になるのはとても大変です。
国家試験に合格しなければいけません。
合格率も約2割という狭き門です。
年齢制限もありますので、そう何度も受けれるものでもありません。
その為に努力した!と言えば、その通りです。
必死に勉強して狭き門を通ったのだから、それ相応の報酬をもらっていると言えばそうかもしれません。
そうしたら私立保育士は!?と、なりますよね。
もちろん私立保育士にだってメリットはあります。
私立保育士の5つのメリット
私立保育士には大まかに5つのメリットがあります。
私立保育士には転勤・異動がない
転勤がないと書きましたが、いくつもの保育園を運営してる団体の場合は転勤・異動もある可能性はありますが、基本私立保育園には転勤・異動はありません。
それに対して、公立保育士には転勤・異動があります。
状況にもよりますが、およそ3年〜4年と言われています。
ずっと成長を見てきた子供の卒園を見れなかった…という保育士さんもいるのではないでしょうか?
また、せっかく慣れて来た環境なのに、また1からと言う不安も私立保育園ならありませんね。
施設や環境が良い
私立保育園のほうが公立保育園より比較的遊具も揃っていますし、施設そのものが綺麗です。
公立保育園は予算に制限等設けられているため、改修や遊具を揃えたりするのが、なかなかできません。
親御さんによっては、「保育園が綺麗だから」「制服が可愛いから」などで決める方も多いと思います。
綺麗な環境で子供たちと学べるいうのも1つのメリットです。
他の保育園との差別化ができる
例えば公立保育園の場合、既に保育という教育が確立してしまっているため、何か新しいことをやることが大変難しいです。
例えそれが子供にとって良いことだとしてもです。
しかし、私立保育園は公立保育園より敷居も低く、その保育園の特色を作ることができます。
可愛い制服
裸足で生活
多数あるイベント
など、売り込みができますし、他の保育園との差別化ができます。
いろいろな経験や、新しい発見を見つけることができるのも私立保育園のメリットです。
良い意味で保守的ではない
公立保育園で働く保育士は地方公務員ということもあり、少しでも近隣の方とのトラブルに繋がりそうなものだと判断された場合、
園児たちが喜ぶようなイベントであっても中止、見送りといったように保守的になってしまいがちですが、私立保育園は民間保育園ということもあり
比較的良い意味で保守的ではなく、子供が喜ぶイベントを催ししたりしています。
もちろん、近隣住民の協力を得てです。
私が通勤する途中にある保育園は、7月中旬になると保育園の前の通りにまでお店を出すようなお祭りをします。
公立保育園であれば、よくて園庭だと思います。
外の通りを使用したら近隣トラブルに繋がりかねません。
近隣だけのみならず、通りかかった人からのクレームもあり得ますから、子供が喜ぶであろうイベントであっても園内でとどめてしまいます。
このように、「子供のため」と「近隣住民の協力」があれば、私立保育園は出来ることが多いというメリットがあります。
良い意味で営利目的
公立保育園は公立です。
ですので、営利目的というのがありません。
それに対して私立保育園は、保育園の維持や保育士に支払うための給与を稼がなければなりません。
収益がなければ存続自体できなくなってしまいますので、利益を出さなければなりません。
利益を出すためには、大勢の子供を預かる必要があります。
そのために私立保育園は、どうしたら子供を預けてもらえるか・・・どうしたら競合他社に勝てるか・・・
ということを考えて、様々なイベントや安全面のアピールを実施します。
私の近所の保育園は、少し前ですが「WEBカメラでいつでも自宅から園庭の様子を見ることができる」というのを
アピールしていました。
営利目的かもしれませんが、結果的に子供の笑顔を増やしたりお母さんたちに安心を与えたりしていると言ってもいいと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
給与面に関しては確かに公立保育士との差はかなりあります。
しかし、私立保育士はそれ以上に得れるものがあるのではないかと私は思います。
そう言いましても、やはり生活していかなければなりません。
公立保育士の資格が取得できる年齢であるなら取得を目指してください。
なぜなら、出来るうちに出来ることをしたほうがいいからです。
将来になって「あの時勉強しておけばよっかたなぁ」と後悔しても遅いです。
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